冬の過ごし方

ゴールデンハムスターの冬の寒さ対策レベル3「電気毛布を安全に使う」

朝晩の寒暖の差もなくなり、いよいよ寒さも佳境。
人間にとっても凍える寒さが続きます。
ハムスターは5度を下回ると冬眠する可能性が高く、冬眠するとそのまま死んでしまうかもしれません。

暖房をずっとつけるのが理想ですが、少しでも節約して温度管理を上手にできないでしょうか。

電気毛布を上手に使う

寒い冬。暖房だけでは温度が上がらないし、四六時中つけていたら電気代もアップアップ。

本当は暖房をつけっぱなしにして、20度以上の室温を保つのが理想ですが、なんとかなりませんか?と思う人は多いはずです。
ここでは、電気毛布について体験談を語ってみたいと思います。

ほかほか!電気毛布の活用

今までいろいろと寒さ対策で温めグッズを試してみましたが、やはり決定的なものがありません。
「これだけあれば良いよ!」
というものはなく、いろいろなものをうまく組み合わせて安定した温度を徐々に手に入れたうちのもこすけ。

その中でも電気毛布は極寒の中でも安定的な保温効果を発揮してくれました。

電気毛布の良いところ

✔ 全体的にほんのり暖かくできる。
✔ 温度調節機能が付いていて安心。
✔ 電気代がケタ違いに安い。
✔ 他の暖房器具よりも安全。

電気毛布は、電熱線に熱を通して毛布を温め、その周囲を温める仕組みです。
石油ストーブのように換気をする必要もほとんどありません。
暖房ほど電気代がかかりません。
赤外線ヒーターのように部分的に温めすものでもありません。

電気毛布は触れていないとダメ?

電気毛布は敷パッドの下に敷いて、間接的に温めますよね。
でもそれだとケージや水槽に触れていないといけないのでしょうか?

経験上そんなことはなくて、段ボールやタオルの内側に包み、空気が漏れないようにしてあげると、内部の空気が徐々に暖まってきます。

このとき必ず排気口を作ります。

熱の性質を知る

実はこの電気毛布対策は下敷きに温熱マットを敷いた後の話なのです。あたたかいものはは下から上に、冷たいものは上から下に流れます。
なので、上部を少し開けてあげると自然の空気が下に流れ、少しだけでも空気の循環が生まれます。
この性質をうまく利用して、下敷きにするのもアリだと思っています。ただし思い水槽の場合は断線にはご注意を。

空気は、暖かい空気が上に行き、冷たい空気が下に行きます。
私の場合、水槽の上部に外の空気が入るように通気口を作ってあげて、自然と外の冷たい空気が水槽に入るようにしました。
その時、水槽内の暖かい空気と冷たい空気の流れができて、うまくミックスされている…はずです。

電気毛布の選び方

電気毛布を使う前に心配だったのが、水槽全体を囲う「電気」「毛布」はハムスターにどのような影響があるのかでした。

相変わらず神経質にも、いろいろと調べた結果。「電磁波」という言葉が目立ちます。

人間界ですら「電磁波電磁波」言ってるなら、ハムスターにはもっと影響があるんじゃない?

ああ、気にしすぎでしょうか。
買おうと思った矢先、やっぱり一筋縄にはいかないものですね。

でも、電磁波カットの電気毛布がありました。

実際はあってないような気休めだと思っていますけど、ないよりあるほうが良い!と心に言い聞かせ、さっそく近くの電気屋さんに行ってみました。

どれどれ?

あ、あった!安い!!ていうか思ったより安くて逆に不安!

というわけで、ネット片手にいろいろ調べた結果、選んだ電気毛布がこれ。

ハムスターに電磁波カットの電気毛布

電気毛布<電磁波カット>
メーカー:広電
1. 外気温センサー付きで温度を自動調整機能付き
2. 電磁波カット

3. 水洗いできる

電気毛布はもともと人が眠っている間に下に敷いても良いものなので、暑くなる心配も考慮されていますし、安全機能はばっちり。

電気毛布の使い方

ケージや水槽の下に敷く方も多いかと思いますが、もこすけには温熱マットがあるので、全体の空気を暖めたいというのが目的。

1. 水槽 (ケージ) の左右と後ろと真上をぐるっと囲う

水槽の側面と後ろ面をぐるっと囲んで、最後に上部にふたをするようにかぶせる使い方をしました。

2. 電気毛布の外側に厚手のタオルを重ねる

それだけでは寒さに負けてしまうので、その周りにフリース素材の上着や厚手のバスタオルを包ませ、保温します。

さらにその外側には初期の段階で作ってあったダンボールが囲っているので、3重の層ができます。
これならそんじょそこいらの低温には負けません。

3. 換気部分を作る

電気毛布で水槽 (ケージ) の上部をかぶせると言いましたが、換気ができなければハムちゃんも息苦しくなってしまいます。
そこで、水槽の場合は上部の一部を開けてあげます。

タオルをロールまきにしたものを上に置いて、2か所の通気口を作ります。
温かい空気が上に逃げる通り道を作ってあげるのです。

この方法は温度の上がりすぎも防ぎます。
通気口が開いていても上部がおおわれていれば冷たい風はまっすぐ降りてきません。
これが絶妙なのですが、まったく真上を開けてしまうと、暖かい空気がストレートに外に逃げ、冷たい空気がストレートに入ってきます。
タオルで包み込むことで、ワンクッションある通気口ができます。

4. 温度を測る

何日か続けて、こまめに温度計で温度を測りました。
上がりすぎ注意。暖まるまで時間もかかりますが、実は全く暖まっていないというオチも注意です。
私の家のこの場所は、これで完璧でした。

もし日中は日当たりが良く、室内温度があがるという場合は、電源タイマーなどを利用してみると良いかもしれませんね。

写真のように、気温が上がる昼間は「1時間のうち15分だけオフにする」などという細かい設定も可能です。ただ、真冬は一気に気温が下がるので1時間以上オフにするのは危険です。

5. 散歩するときは温度差に注意!

水槽からハムスターを出すときは、急激な温度の変化に注意。
外の気温を気にしないとショックで倒れちゃうかも。
必ず外の空気を暖房で暖めてあげましょう。

6. スイッチ切れてない?

何かの拍子でスイッチが動いて高温になったり、スイッチが切れないよう、スイッチをテープなどで固定します。

電気毛布の設定温度は「弱」

電気毛布の設定温度は本当に弱の弱。
南関東の戸建て、うちのもこすけ部屋の電気毛布の目盛りは「1」もしくは「1.5」でした。
部屋の環境や地域環境、電気毛布によって異なります。

もこすけの水槽は、この装備だと「1」くらいでも十分温まりました。
下からは温熱マット。
まわりは電気毛布。
それをタオルで囲い、ダンボールで囲い、空気の層を作る。
水槽内の急激な温度変化も避けられます。

こんな感じで、この装備ならだいぶ寒い冬を暖かく過ごせます。

そうそう、最後にもう一度。

ハムちゃんを散歩に出すときの温度差には気を付けてください。
そんな時だけでもヒーターや暖房を惜しみなく使ってくださいね。

もっと良い方法があると思いますし、環境によっても変わります。必ず全部が正しい方法ではないので、参考にしてみてくださいね。

公開日:2019年3月29日
更新日:2019年11月8日

 

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