こんにちは。
ゴールデンハムスターは冬の寒さで冬眠する可能性があるというのはみなさんも聞いたことがあるかもしれません。
そのため冬の防寒対策についてはけっこう気を使って対応します。
しかし、ハムスターにとっては朝晩の温度差がとても致命的。
実際に春の気温差でお亡くなりになったという話はあまり聞きませんが、冬の寒さ対策や夏の暑さ対策の陰に隠れて、つい油断しがちな春と秋。特に飼い主も次第に寒くなるという心構えができている秋と異なり、春の寒暖の差はハムスターの身体に負担をかけるものです。
春の気温差対策は?
春といっても3月はほとんど冬と同じ気温です。
たまに暖かい日もありますが、場所によっては普通に雪も降る日も多いです。
3月の対策
基本的に冬とあまり変わりません。
我が家では電気毛布やピタリ適温パネルヒーターが活躍した最高に寒い冬。
春になると昼は少しだけ暖かくなる日もありますが、夜は普通に寒い日が続きます。
パネルヒーターは下から温度を温める仕組みなので、これがないとハムスターが日ごろ生活するケージの底部分だけ寒いという事態にもなります。
電源スイッチタイマーを調整したいけれど、日によって温度が急上昇急降下するこの時期はなかなか一定にはできません。
そこで我が家は底に敷いてあるヒーターはそのまま。
電気毛布は日中だけ電源オフ。
その代わりケージの周りのタオルケットやフリースなどの保温もそのまま。
という手段を試しました。
パネルヒーターが床暖房の役割をして、暖かい空気が上に向かいます。
それをフリースや毛布などで保温するのです。
基本的に暑くなりすぎないよう、電源スイッチタイマーは1時間のうち15分くらいは電源が入らない時間も作ります。
4月の対策
春のうららかな気候になりつつある4月。
まだちょっとひんやり寒いですが、日中はかなり暖かい日も増えます。
三寒四温。
この時期は日中の気温が15度を超える日も多いでしょうから、日中の暖房器具はオフにする時間を増やしました。例えば15分オンにして15分オフ、15分オンにして15分オフ…というサイクル。
しかし、人間にとっては暖かい日でも、ハムスターにとってはまだまだ寒い気温です。
夜は冷え込むので、また電源スイッチタイマーで床暖房をオンにします。
もちろん、夜とはいえ電源タイマーはつけっぱなしではなく、1時間のうち15分くらいオフの時間を作りました。
5月の対策
いや~もう夏じゃないの!?
というような暑い日が突然やってくる5月。
気温は25度近くになることがあります。
でも考えてみてください。25度というとハムスターにとって適温です。
しかも5月は湿度も低いので、さわやかな快適温度なのです。
日中は暖房器具をオフにして、毛布やフリースなども1~2枚取り薄くします。
ここでは夜の冷え込み対策だけ気を付ければよいかと思います。
部屋によって日中の温度管理に注意
上のやり方はあくまで我が家のやり方です。
部屋によっては日中日差しが差し込み、とても暖かくなるところで飼っている家庭もあるでしょうから、もちろんそうした部屋の場合は暖房器具は完全にオフにしておいた方がよいかもしれません。
その代わりそういった部屋ほど夜間との温度差が激しくなりますのでご注意ください。