秋が訪れ、朝晩冷えてきましたね。
どのタイミングでどうやって冬対策をすればいいのでしょうか。
私たちはもこすけとの出逢いが春先だったのでゆっくり準備ができました。
つたない方法ですが参考までにご覧ください。
ゴールデンハムスターの冬対策
ゴールデンハムスターは、別称シリアンハムスター。
中東シリアでの捕獲が発祥と言われています。シリアと言えば砂漠の乾燥地帯。日中はカラリと暑く夜は涼しい地域です。
ハムスターは日中は土の中などで寝て、夜になると活動します。
実は、地表 (外) の温度が変わっても土の中の温度はさほど変わらないといいますので、気温の差はあまり問題ではないものと考えられます。
そういう環境なので少しだけ暑さには強い代わりに、冬の寒さにめっぽう弱いという特徴があります。
※もちろん人間と同じでハムスターによります。もこすけは暑いのが苦手でした(汗)。
ハムスターは日本の冬をまともに過ごせば、冬眠してそのまま永眠 (死んでしまう)可能性が高いので、冬の寒さには特に注意してください。
人間は体感で暑さ寒さを感じますので、昨日の気温が5度だったとして今日が15度だと、十分温かく感じますが、実際はハムスターの快適な気温は20度~25度くらい。
ハムスターにも体感気温はありますが、人間と同じ体ではありませんので+10度となれば体がおかしくなる温度差なのです。
一番大事なのは気温差の無い環境
もし、水槽 (ケージ)の外でハムスターのお散歩をしているのならば、水槽 (ケージ)の中と外の気温差も注意しなくてはなりません。
水槽 (ケージ)の中を温かくしていても、日中部屋に日が当たれば気温はグンっと上がってしまい、真夏のような暑さになることもあります。
水槽 (ケージ)を置く場所はなるべく気温が上下しない部屋が良いと思います。
ハムスターの温度管理で最も良い方法は?
突然言い放ってしまいますが、
ハムスターの温度管理で一番良いのは、ずっと暖房をつけていることです。
そりゃそうだけど…人間の子ども用のペットでしかないように見えるハムスター。安いし手軽だし…でもさすがにハムスターだけのために暖房つけっぱなしってできる?
そう。
ハムスターの命は安くはないのです (値段的にも)。
それを痛感するのが、「真冬」と「真夏」ということになると思います。
そして飼い主の姿勢が試される時期になります。
それでも現実的に冬の対策するなら?
いくら暖房つけっぱなしといっても、人間だってあまりそんなことしませんよね。
でも熱帯魚はヒーターつけっぱなしにします。いやだって電気代が違うじゃない。
熱帯魚とハムスターの違いは、ある程度温度に順応できるかできないかです。
うちのもこすけは、水槽の外でお散歩していましたが、外は暖房がゆるく効いている寒い空間にも関わらず元気に走り回っていました。体を動かせば温かくなるのは、人間と一緒ですね。
そこで、「やっぱりどんなに考えても暖房を四六時中つけっぱなしはつらい。」という方へ。
私もそうでした。
それにハムスターがいる場所が、暖房の空気が届きにくいところだったのでなおさら。(それは言い訳。)
いっぱい調べて考えて、導き出した方法を紹介しようと思います。
これで、真冬の水槽の中は常に18度くらいを保っていました。やや低めの設定ですが、巣材を大めに入れて補い、散歩時の温度差も少なくするためでした。
それでは、寒さのレベル別に対策方法を紹介します。
もこすけ家流の冬支度をおおざっぱにまとめてみる
詳細はまた別の記事で書きますね。
レベル1 20度を下回る頃 <温度差にやられる>
1.段ボールで水槽 (ケージ)を囲う
2.バスタオルなどを水槽 (ケージ)の周りに囲う
3.バスタオルを水槽 (ケージ)の下に敷く
4.厚手のタオルを水槽 (ケージ)の上のふたに敷く(空気が通るようにすきまを作る)
5.床材 (巣材)を多めに入れてあげる
6.床材 (巣材)を細かく作ってあげる(手作りの場合)
このころはまだ、日によって気温の変動が激しいので、暖房器具の使用は控えていました。
レベル2 15度を下回る頃 <体に負担がかかっている寒さ>
1.爬虫類用の温暖シートを敷く
2.電源タイマーを使う。
水槽の場合、これだけで水槽内の気温が上がります。この頃も温度差が激しいので、日によって人間による調整が必要です replica ceasuri。
レベル3 10度を下回る頃 <危険な寒さ>
1.電気毛布をかぶせて微弱で付ける。気温が高い日は電源を切る。
2.暖房
レベル4 雪が降る、氷が張る頃<確実に危険な寒さ>
1.電気毛布の温度をやや上げる
2.電気毛布の上からさらにフリースや厚手のタオルなどをかぶせて夜を過ごす (空気が通る空間は忘れずに!)
3.速暖ヒーターを使うときは、水槽に向けず、水槽のある部屋全体を暖める感じで (気温差に注意!)
それでは、次回から順番に説明していきたいと思います。