ハムスターの選び方
「健康なハムスターの選び方」
このタイトル、あまり好きな響きではないです…。
私はハムスターとの出会いは縁だと思います。
すべての出逢いは縁ものです。あなたが「このコが良い!」と思ったハムちゃんと一緒になることこそが最高の出逢いとなります。なので、「選び方も何もあるか」といったところです。
とはいえ、やっぱり健康でかわいいハムちゃんを迎えたいというのは、誰もが思いますよね。
ところでハムスターを飼おうと思った時に、どのくらい成長しているハムスターが良いのでしょうか。
もちろん答えはありません。
もこすけと出会う前の物語に時計の針を戻してみましょう。
私たちはハムスターを選ぶにあたり、以下の点を注意しました。
縁というものは、もこすけと出逢ってからより一層強く感じたことで、当初は縁なんか考えずにすごく厳しい目線で選んでいました。
1.朝か夕方に見に行く
ハムスターは夜行性です。
だからお昼はふつう寝ているんですね。
逆に言えば、お昼に普通に起きているハムスターはハムスターらしい生活ができていないということです。
また、お昼に見に行っても、あまりありのままの姿を見れません。
できれば夕方遅い時間に見に行くと良いかもしれませんね。
2.赤ちゃんハムスターを選ぶ
私たちはだいたい生後1~2か月くらいのハムスターが理想でした。
ではなぜ、赤ちゃんハムスターが良いの?
赤ちゃんハムスターを選びたい理由
★ ハムスターは寿命が短い。だから1日でも長く一緒に居たい。
ペットでなく、人間の家族でも同じですよね。
ハムスターは寿命が短いですから、1日でも長く一緒に居られる方が良いですよね。
成長も早いですから、できればちっちゃい時にお家に来てほしい。
★ 早く落ち着いた環境にしてあげたい。
ペットショップ=売る目的。
その最低限の環境に長い期間住んでいるハムスターは、ストレスや病気にさらされている可能性が高いからです。
成長しているとそれだけペットショップの環境に長くいるということ。
より早く落ち着いた環境にしてあげたい。
ペットショップは売る目的の環境。もしかしたらストレスにさらされている時間が長いかもしれません。
★ 小さいころの方が懐きやすいかなぁ。
証明されているわけではないですが、ペットショップで大人に成長したハムスターと、早くから家に来たハムスターとでは、どちらが慣れやすいでしょうか。
性格もありますし、ペットショップにはとても良い環境も提供されている場合がありますので一概には言えませんが、小さいころの方が懐きやすいかなぁ、という考えです。
★注意!小さすぎる場合
生まれたばかりの赤ちゃんハムスターは販売してはいけません。
小さすぎれば既往症や病気も判断できませんし、なにより移動や人の行きかう店内でのストレスにやられてしまいます。
生後1か月に満たない小さな小さな赤ちゃんを扱っているショップがあったら、ハムちゃんをちょっと注意して観察してみる必要があります。
以上、私の考えです。
でも、大きくなっちゃったハムちゃんはどうなるの?ってすごく心配になりますよね。
きっと大丈夫!何か必ず縁があって誰かが買ってくれていますよ!
近所のホームセンターに何週にもわたって売れなくて…大きくなったハムスターがいました。こういう子になんだか愛着が湧くんですよね。
ある日突然いなくなっていて、いろいろ想像してしまいましたが、きっと誰かが買ってくれたんだな、って思いました。それと同時にちょっとさびしかったです。
それでは次の注意点を見てみましょう。
3.水槽内に回し車や隠れるところがある
諸説ありますが、回し車が入っていれば、ストレス解消や運動不足解消になります。
それと、いつも人間に覗かれて見られていますから、いつでも隠れられるものが置いてあると良いですね。
いろんなお店を見てみると、床材 (巣材)しか入っていない所がけっこうあります。
お店のハムスターは光や音、周囲の匂いや気配にいつもさらされているのです。ハムスターを見ているとそんな風には見えないかもしれないけど、ハムスターはその恐怖をずっと隠しているんですよ。
4.顔だち、体つきを見る
これは好みです。
かっこいいハムちゃん。かわいいハムちゃん。まんまるいハムちゃん。顔が長いハムちゃん。いろいろいます。
でもね、結局一緒になったハムちゃんが一番かわいいんですよ!
5.毛並みや毛ツヤを見る
毛のつやとか、そんなことわかるわけないじゃん!
でもね、たくさん何回もハムスターを見ているとだんだんわかってくるのです。
健康なハムスターは、毛並が良くてつやがあります。
赤ちゃんハムスターの時は毛の色が薄いのであまり色は強くありませんから、色は気にしないようにしましょう。
6.元気そうかを見る
見るからに病んでいそうなハムスターもいます。元気なくていつも寝てる子もいます。
元気な子の方が強くて良いですが、正直に言うと病気になるかならないかは時間が経ってみないとわからないのです。
ハムスターは小さな生き物ですからね。
でもリスクという言葉で言えば、その時に元気なハムちゃんが良いですよね。元気すぎてやんちゃな子もいますから、ここはうまく見極めてくださいね。
7.値段を見る (番外編)
みなさんはハムスターの値段についてどう思いますか?
高いですか?安いですか?
命は値段ではないんですが、私は安すぎると思います。
もうちょっと高くても良いんじゃないかなぁと思います。
特売798円とか見ると悲しくなります。
ところで、もこすけはこだわった良い環境育ちらしく、それなりのちょっと高いお値段でした。
設備投資されて大切に育てられていれば、高くても納得できるし、むしろ高い方が安心感があります。
まとめ
私が一番言いたいのは、ハムスターを「選ぶ」と同時に「選ばれる」でもあると思うのです。
ハムちゃんはあなたを選んで、あなたのもとに行くためにここへ来て待っててくれたんです。
そんなハムちゃんへの縁を大切にしてあげてくださいね。
良い家族と出逢えますように・・・