5月頃から急に暑くなる日本。巣材 (床材)は何を使っていますか?
木くずや新聞紙、再生紙、ふわふわのわたなどいろいろなものが
売られていますが、何が良いのでしょう。
私の体験をお伝えしたいと思います。
夏の暑さ対策レベル1
「巣材(床材)の量を減らす」
ハムスターの夏対策で一番良いのは冷房をつけっぱなしにすることではないかと思いますが、でも、冷房を四六時中つけっぱなしはきつい?何か良い対策はないのかな?
夏の蒸し暑さに弱いゴールデンハムスター。
より費用をかけずにできないか考えながら、実践してみたことを紹介しています。
あくまで素人目の私が試した方法なので、参考程度に見てください。
夏対策を意識する時期
✔ 5月
夏と言っても6月の梅雨明けになると一気に蒸し暑くなります。その時にはもうすでにレベル1なんてものではすまない状態。
5月の陽気に急に気温が上昇する日も少なくありません。
夏の準備は5月には意識すると良いですね。
気温が20度を超える日が多くなる5月。
まだ寒暖の差があり、湿度が低いため、夏の暑さを意識することは少ないと思うのですが、このころから対策をしておくとハムスターの方も身体が徐々に夏に向かって慣れていきます。
巣材(床材)を少なくする
まず手軽にできるのは、もこもこに積んであった巣材 (床材) を掃除のたびに少しずつ減らしてみましょう。
ハムスターは自分で布団の厚みを調節できます。
ケージ (水槽) いっぱいに巣材があったら、暑い日だけ自分の寝床の巣材を減らすことができません。
けれど、巣材を少し薄めにしておけば、寒い日は遠くから寄せ集めてきて布団をふかふかにできますし、暑い日は巣材薄めで寝ることができます。
急に寒い日があっても5月なら凍死するほど寒くなることはほとんどないかと思います。
真夏は床面が見えるくらいでも良い
真夏には巣材がまったくないくらいの場所を一部だけ作ってもよいかもしれません。
というのも、うちのハムスターもこすけは真夏には地べたにべたっと寝そべることも多かったからです。
それから、ひんやり石を置くのも効果的です。
巣材は何を使うのが良いか
巣材はもこもこふわふわ系でなければ何でもよいかと思います。
ちなみに、我が家の巣材(床材)は「無漂白の100%バージンパルプ素材のコーヒーフィルター」を切ったものを使用していました。
巣材 (床材)はいろいろ試しましたが、もこすけは紙製のものが一番気に入っているようでした。
夏用の巣材の作り方も紹介しています。
家庭によっては新聞紙を使っているよーという方もいるかもしれませんね。新聞紙は虫が付きにくく、塗料も安全とされているので良いそうです。
ただ、色がもこすけの純白の毛に付いてしまうのではないかという不安があったので使っていませんでした (未確認なので偏見です)。
水槽から網ケージへの移動はやらない
ハムスターは環境が変わることが苦手です。
大変ストレスになります。
冬は水槽の方が保温性に優れているし、夏は網ケージの方が風通しがよく涼しいからといって、季節に合わせて移動させるのはやらないほうが良いと思います。
やるならどちらも自由に移動できるように結合すること。
これならハムスター自身が寝床を選べます。
ケージ(水槽)自体の移動も控えたほうが良い
実はこれ、私がやってしまったことがあるのです。
ハムスターが入っている水槽ごと、冬に合わせてあたたかい部屋に移動しました。
するともこすけはパニック。
これは引っ越しをしたものと同じ。周りの景色が様変わりしてしまい、ハムスターにとって非常にストレスがかかります。
あの時は本当に後悔しました。
その時期はそのまま過ごしましたが、それ以降の季節は場所を移すことはやめました。
ただ、もとに戻すとハムスターは前の景色を覚えているようで、普段とは変わりませんでした。