健康・病気・ケガ

ハムスターに野菜の残留農薬の影響はあるの?

ハムスターに農薬の影響があるかどうか、みなさんは考えたことがあるでしょうか?
私たち人間、特に日本人は農薬に対してあまり意識する人は多くないのかな、という印象を受けます。

人間ならともかく小さな体の哺乳類であるハムスターにとって、いったいどのような影響があるでしょうか。

・内容は個人的な経験と考察に基づきます。
・ちょっとセンシティブな部分がありますので、心が乱れるかと思います。お許しください。
・これはネット情報であり、わかりやすく比較強調した記事です。真に受けず、でも何かの考えるきっかけになってもらえたらと思い書きました。

こんにちは。
私はゴールデンハムスターのもこすけにご飯をあげているときに、「健康を意識した上で」いくつかの野菜をあげていました。

例えば、
にんじん
ブロッコリー
かぼちゃ
たまにキャベツ
など。

これらの野菜はスーパーで手軽に買えて、人間のご飯の切れ端として無駄なく手間なくあげることができます。
お料理するときに、よく洗ったにんじんやかぼちゃを角切りにして小さいタッパーに入れれば2~3日ならすぐに上げることができたからです。

しかし、あれから数年経った今思うのは、
「ハムスターにおける腫瘍をはじめとする病気の問題に農薬は関係ないのでしょうか?」
ということです。

無農薬野菜を買ったことがありますか?

私は家庭菜園を15年ほどやっていますが、豊かな自然の恵みを受けられる日本においては、虫や野菜の病気との闘いです。

同じ条件だと思っても、どうやっても安定的にきれいな野菜を収穫をすることはものすごく難しいのです。
この豊かな雨の恵みと栄養豊富な土壌において、自然素材という虫よけや病気予防スプレーなんてあまり広範囲には効きません。
14年ほど無農薬にこだわっていましたが、ついに今年はオルトランという農薬を使用しました。
もちろん収穫前は使用しません。その罪悪感たらないです…。

アメリカの野菜はピンキリ

…というのも、私はアメリカ人の農薬に対する意識の強さを見てきたからです。

アメリカは選択肢に幅が広く、身近なスーパーで安くて身体に悪そうなものもたくさんあれば、高くて身体に良いものもたくさんあります。
例えば日本に入ってくるお肉はあまりおいしくない上に薬品漬けと噂されます。
でもアメリカではほっぺが落ちそうなくらいのお肉や魚が安全で安く手に入ります。

その中で、野菜を育てる土壌も3年間ほど無農薬、種も無農薬、もちろん育てていても無農薬、家畜のえさも無農薬の牧草など、徹底されたオーガニック基準が存在します。
使われる土を3年無農薬って…

日本の場合、農薬を一定期間使用して、収穫前の何日かを無農薬にすればなんちゃら、という話を聞いたことがありますが、
それがどうこうという以前に決定的な見た目の違いがあります。

アメリカのオーガニックスーパーにある無農薬で育てた野菜は、売り場の時点ですでに虫が歩いているなんてことは当たり前。
それをスーパーの店員がシャワーで定期的に落としているのです。
買っても虫食いだったり、小さなイモムシが這っているなんてこともあります。
しかも買ってからのカビるまでの時間も短いです。

高いのに虫?
そんなの買いたくないって日本人なら思いませんか?

 

これをアメリカ人は「新鮮だから」ととらえます。
日本だと「新鮮じゃないから」「土壌が悪いから」「育ちが悪いから」と、そもそも買う人もいないです。
日本のスーパーの野菜は、葉っぱもきれい、虫食いなんてご法度、カビなんて話にならない。というのが普通です。土すらついていない。

 

つまり、海外から日本に輸出するためには、徹底的な薬品漬けと防腐防カビをしないと売れないし、私たち日本人が商品として許さないのです。
だから輸入であっても「見た目は」すごくきれいな野菜が手に入ります。

でも考えてみてください。

そのハムスターはイモムシを食べてもOK。
むしろごちそうなのでは?

でもイモムシの存在しない野菜はどういうことなのでしょうか。完全ハウス栽培?もしくは屋内栽培?
野菜や果物の実が育つには、自然の力が必要です。ちょうちょやハチが花粉を運びます。
ちょうちょが飛ぶということは、虫の侵入は防げません。

土の中はどうでしょう?
栄養のある土だけど、生物が一切存在しない土で育てているのでしょうか?

いやいやそれだけ手間暇かけて無農薬にこだわっているんだよ、という方もいるかと思います。
手間暇かけた野菜がものの150円で無農薬なんてむしろ疑います。
倍以上にして差別化しても良いのでは?

農家の人は形の悪い虫食いの野菜しか食べないと言っていた方がいます。
すべての方がそうではないと思いますが、日本でオーガニックとして扱われる「有機」という聞こえの良い言葉のもやもやした基準だと、我々消費者には決してわからない世界なのです。

また、海外から旅行に来る外国人の中には、「日本では野菜や果物を買って食べないように。」と案内されているというのも聞きます。
日本の農薬の使用量はアメリカの7倍?
参考記事はこちら

記事そのものも本当なのかな?
こんなの初耳ですが、日本人である限り知るすべはありませんよね。
でも帰国したときに日本の食品の添加物が多すぎて驚いた記憶があります。
これは確かなこと。

 

前置きがとても長く、その分野をはじめとする方をイライラさせてしまったかと思います。

すみません。個人的な感想です。
私は高くてもいいから無農薬のブロッコリーを買いたい、というだけです。
でも「収穫する何日前までは使ってるよ。」と実際に栽培する人に言われてしまうと、残念ながらこうなってしまいます・・・。

でもこだわって栽培されている会社や農家さんは見ていてわかります。
高いお金を払って、そういうところから買いたいです。

 

ザリガニやカニ・エビにとって残留農薬は致死的

ハムスターを飼われていて、ザリガニやカニも飼ったことがあるよ、なんて人はいますか?

実はこれらの生き物は水草などに付着した微量の農薬でも1日で全滅します。
実際にこれで泣いた飼い主さんは本当に多いようです。

アクアリウムの専門店に行くと、水草売り場に輸入(農薬使用)と無農薬水草で分けられて売られていることに気づきます。(記載がない売り場はアクアリウム界では信用されません。)

というのも水槽の中のコケなどを食べる小さなかわいいエビがいて、そのエビも一緒に入れているアクアリストが多いからです。

海外の食品=危ないということではない

注意なのですが、「輸入=危ない」「輸入=農薬多い」というのは日本においてとても当たり前の印象です。
日本へ輸出するために長時間の輸入時間において生ものは腐るし、虫に食べられてしまうため、その色や品質維持のために薬品や農薬が使われるのです。
しかも日本は虫やカビには非常に神経質。

決して海外の食べ物が危ないのではないのですね。

けれども私も輸入ものはできるだけパスしてます。レモンもオレンジもね。

ハムスターにとって農薬の影響は?

というわけで目に見えないからわからない。
そしてエビのように短縮的に影響があるならわかりやすいですが、ハムスターだとその影響を断言することは難しいのでは?

という話になります。

しかし、論文では遺伝子組み換えや品種改良よりも農薬の方がよほど人体に影響があることが発表されています。
影響としてガンが多くなることがその代表かと思うのですが、アレルギー疾患なども影響のひとつでしょうか。

 

最後はハムスターにも気にしてみるに尽きる

完全に個人の考察ですが、表面的な視点ではなく、ちょっと視点を変えて踏み込んでみると、「いやもうハムスター飼ってられないよ。」というくらいに神経質になりますね。

ザリガニは人に飼われると寿命が短い

ちなみにザリガニは自然界では寿命が5年。
人に飼われると3年といわれます。
理由はわかりませんが、冬眠・適度な空腹・適度な栄養失調が長寿命の起因で、人の手に飼われるとその逆になるから寿命が短いと言われます。
また農薬が残った野菜を与えたり、化学人工飼料を与えることも考えられます。

ハムスターもほったらかしのほうが幸せだよ。
というのもあるかもしれませんね。

けれども我が子にオーガニックコットンの衣類を選ぶように、
ハムスターも家族のように気にしながら、妥協しながら、ある程度ほったらかしに育ててあげてみたら、きっとハムちゃんは幸せなんだろうなと思いました。

長いだらだらした文章、しかも少し荒立つ内容をあえて強調して書いてしまいすみませんでした。

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