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ハムスターの爪が長く伸びたら切るべき?対処方法や伸びないようにする方法

こんにちは。

ハムスターの爪が伸びたらどうすればよいですか?

そんな疑問を持ったことがあるでしょうか?
我が家のゴールデンハムスターもこすけは、なぜか爪がある程度以上には伸びませんでした。
伸びるというとどのくらいになるんだろう?

ハムスターの爪はどれくらい伸びる?

人間と同じように、ハムスターも爪は伸びます。
そのスピードは栄養状況などにも左右されますが、一生伸び続けたらくるんと巻き爪になるくらいと言われています。

ハムスターの種類による個体差

ゴールデンハムスターは爪が比較的短い。
ロボロフスキーハムスターは爪が比較的長い。

ハムスターの爪はどのくらいが正常?

ハムスターの爪は2~3mmなら問題ないと言われています。
ただ、飼育環境によってこの長さは維持されるか維持されないかが決まってきます。

ゴールデンハムスターの爪

爪が伸びる環境と伸びない環境の違い

実際には一生爪は伸び続けているのですが、ハムスターの爪が長くなる子はずっと長くなるし、短い子はずっと短いことが多いです。

それはなぜか。

野生のハムスターの生育環境では爪は切る必要がない

日ごろから固いガリガリしたものの上を歩いたり、穴を掘ったりする野生環境のハムスターは、自然と爪が削れて、改めて切るという必要はありません。

伸びる生育環境ではずっと伸び続ける

つまり、爪が何ミリも伸びるということは飼育環境の中で爪が研がれる場面が少なく、伸びることの方が優位に立ちます。言い方がまわりくどいですが、つまり爪がどんどん伸びていくということです。

ハムスターを飼っている方には、切ったことがない方とよく切っている方 (削ったり手入れをしている) とに真っ二つに分かれるような気がします。

爪が伸びすぎることのリスク

まず、自然界のハムスターは爪が長くなりにくい環境であるため、あまり想定されていない状況だということです。

毛づくろいや食べ物を持つときなど、それなりに慣れもありますが、身体を傷つけてしまったりも心配ですが、私たちの暮らす家屋では何かに引っ掛けて爪や指を折ってしまうことも考えられます。

ハムスターの爪が伸びたらどうすればよい?

明らかに何かに引っかかったり、歩いていて危ないと感じる目安が4mm以上と言われます。ここまできたらお手入れをした方が良いかもしれません。
その対応方法はいくつかあります。
これらは私の個人的な視点なので、参考程度に見ていただければ助かります。

獣医さんに切ってもらう

不慣れな爪切りは非常に危険。指を切ってしまったり、自分の指を噛まれたり。
もし失敗してしまうとハムスターと飼い主の間の信頼関係が崩れる可能性もあります。
そこで獣医さんの登場です。

しかし、わたしはこの方法はあまりおすすめしたくありません。
というのも、ハムスターはいつもと違う環境・移動・匂いに非常に敏感で、ストレスを感じやすいからです。

爪を切らなければならない状況というのは、上で説明した通り、今後も何回か訪れる可能性のあるケースです。
そのたびに移動し、犬猫や消毒などの匂いの獣医に連れていき、爪を切ってもらうというのもなかなかためらいます。

自分で切る

さて、じゃあ自分で切るの?という話です。
伸びまくった状態で、手のひらで寝ちゃうくらいでしたら可能かもしれません。

ただし自分で切るということは指を切ったり暴れたり、いろいろ難関が付きまとう上級レベルのすご技です。

爪切りは人間の赤ちゃん用の爪切りでも良いですが、リスクを考えながら行いたいです。

自分で切る場合の切り方

✔ 用意するものは赤ちゃん用の爪切りハサミ
✔ 指から2ミリくらいは残して切るのが安全

人間用の赤ちゃん用のハサミで切る方法を紹介します。
想定しない動きは赤ちゃんもハムスターも一緒。切れ味抜群で細かいものも丁寧に切れます。
ただし、寝ている間でもハムスターはちょっとした刺激で敏感に動きますので気を付けてください。

指でやさしくハムちゃんの手を抑えて切る方が安全かと思われます。

磨く・削る

さてここでもうひとつ別の方法。
磨いたり削る方法です。
一気にやるのではなく、伸びないように少しずつ日を置いて行うのがおすすめです。

これは伸びてしまった後はなかなか大変なことですが、指を切ったりするリスクもなく、一度成功すれば少しずつ予防策として行えます。

爪が長く伸びない飼育方法

では、爪が長く伸びない飼育環境とはどのようなものでしょうか。

爪が削れる環境を作る

✔ レンガや陶器素材などのザラザラした表面の巣箱にする
✔ ザラザラした床面を作る
✔ 砂場を作る
✔ 回し車を入れる
✔ フローリングで散歩をさせる

削ることをおすすめするなら、そもそも削れる環境をつくってしまえ、というのが私の考えです。

我が家ではケージや水槽内にテラコッタ製のタイル (ウェットタイル) を通年置きっぱなしにしました。
また、回し車でも多少の効果があるようです。

賛否両論出てくる一番の方法は、フローリングを歩かせることです。つまり散歩ってことです。
ただしこれには本当に賛否分かれるのであくまで参考程度に書いておきます。

 

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