こんにちは。
突然ですが、みなさんは家で水を飲むときに水道水をそのまま飲みますか?
ちなみに我が家では浄水器を使っています。
しかし、私は面倒な時はそのまま水道水をゴクリと飲むこともあります。
ただ、アメリカから帰国してからはやたら日本の水道水の塩素の匂いが気になって、お風呂のお湯の塩素をなくす錠剤 (外部リンク参照) を入れてみたりしています。(ビタセラ・ワンというのを買ってみました。家族には好評です。)
まんま飲むくらいですから気にしてる度合いもそうでもないですし、本気度はそれほどでもないですけれど。
水道水の味というのはほとんど変わらないそうなのですが、硬水か軟水かは同じ日本によって若干違いがあるようです。(東京の水道水はペットボトルの水と味が変わらないと言われています。)
また、日本の水道水は徹底した除菌をしているため、海外では基準値を超える塩素などが含まれているとの情報があります。
日本人が衛生面を重視すればするほど、食べ物も農薬や防腐剤、添加物などが使われてしまうのは致し方ないこと。(情報元のひとつ -外部リンク-)
確かに私たちが住んでいたハワイでは水道水をそのまま飲めましたが、塩素の匂いは感じたことがなかったなぁ。
日本から持って行った石鹸が異常に溶けやすかったのは覚えているけれど・・。
もちろんこういった情報には両面ありますのでひとつの参考程度にお願いします。
で、趣旨は日本の水道水が危険かどうかとかそういうことではなく、ハムスターにとってどうでしょうか、という疑問の投げかけです。
ハムスターに水道水をあげて良いか
結論を言いますと、
「水道水をあげても良いし、気になる人は浄水をあげればよい。」
ということになるかと思います。人間の暮らしと同じですね。
ちなみに我が家はハムスターには必ず浄水をあげていました。
水道水問題は電子レンジ問題に似ている
私個人のとらえ方では、日本の水道水の危険リスクの問題は、電子レンジや携帯電話のリスク問題に似ています。
双方両面の意見があり、コレっという答えが出ていないからです。個体差もあるでしょうし。
ただ、欧米ではどちらもリスク軽減意識が高いです。
日本の水道水はヨーロッパやアメリカでは使用基準を超えているのでアウトです。
(日本のマックのポテトはアメリカでは売ってはいけないというのは有名な話。)
リスクはあくまでリスク。
その中に恩恵もあります。なんでもそうですが、食べればプラスになる食べ物も食べ過ぎればマイナスですよね。そのバランスをどうとらえるか、だと思っています。
水道水をそのまま飲むリスク
ハムスターが水道水をそのまま飲むリスクは、正直なところわかりませんよね。
だって人間でもわかりませんから。
今言われているのは発がん性。
ただ、ハムスターは人間よりも小さくて影響を受けやすいことは確かです。
しかもそれは人間が作り出したものですから、自然界にはなかなかありません。
そんなハムスターに水道水をそのままあげるのはどうなんでしょうか?
水道水をそのままあげるメリット
✔ 衛生が保たれる。
水道水の強みは雑菌の除去です。
水道水をそのままあげることは、衛生的な状態がしばらく保たれるということです。
実は私はこれをたまに利用します。これ、日本の水道水の利点ですよ。
塩素はそのうちに蒸発しますが、塩素を完全に取り除いた水よりも少しだけ菌を寄せない力が入っています。
つまり雑菌が繁殖しにくい状態ということです。
もっとおおきく例えると腐敗しにくいということです。
浄水をあげるメリット
✔ おいしそう。
✔ 健康リスクが気になる場合はその心配がない。
とにかくうちのもこすけは浄水が好きでしたね。
浄水だと水が腐敗しやすいとはいいますが、水道水は一度きれいにしてある状態なので、毎日変えているならそれほど心配はいりません。
人間でもペットボトルを1日かけて飲む方が多いかと思います。あれはかなり菌が繁殖しているようですが、実際ほとんどの人がお腹を壊すわけではないでしょうし、そもそもハムスターは屋外で生き抜いてきたたくましい小動物です。
雨水だって飲むでしょうし・・。落ちているものを食べているわけですから。
私の場合、若い人を中心にガンにかかる率が減ってきている海外先進国の生活を見てきたので、
日本の食べ物の添加物の多さにびっくりしたりとか、
いまだにトランス脂肪酸を使った食べ物が普通だとか、
グルテンたぽぷりのもちもちふわふわのパンが好まれるとか、
そういうことに目がいっちゃいました。(日本人からしたら私が異常ですよ。)
というわけで、私は浄水を夏は1日2回~3回入れ替えるというサイクルを取っていました。
「水道水 ハムスター」で検索するとほとんどが足並みそろえて「日本の水道水は安全」とあるのですが、あえて批判を浴びそうなちょっと違う視点で書いてみました。
みなさんはいかがですか?
これで「たかが水」からも考えるきっかけになっていただけたら幸いです。