こんにちは。
みなさんのお宅のハムスターはどんな素材のおうち (巣箱) に住んでいますか?
ツヤがある陶器製なら拭いたり丸洗いしても問題ありませんが、もし木製の巣箱を使っていたらちょっとだけお手入れが必要です。
木の巣箱は洗っても良いの?
木の巣箱がカビてきたような気がする!
今回はそんな疑問に迫ってみました。
相変わらず個人のブログレベルなので、参考にしてみるくらいの心で読んでいただけると助かります。
まず、木の巣箱はめんどくさいからやーめた、と思ってしまう方がいるといけないので、木の巣箱のメリットとデメリットを書きます。
木の巣箱のメリット
なんとなく自然に近いので快適?
ハムスターが歩きやすい(爪でひっかけられる)。
木は空気の水分を適度に吸って、乾燥しているときは含んでいる水分を放出してくれるので、ある程度の湿度の調節をしてくれます。ケージや水槽全体の湿度管理というのは期待は薄いですが、少なくとも真夏の巣箱の中はツヤを施された陶器よりも木製の方が快適なはず。
そしてみなさんはコンクリートの家と木の家、どちらに住みたいですか?
木製の場合は転んで身体を打っても陶器よりは衝撃が少ないですし、とにかく自然派です。
木の巣箱のデメリット
丸洗いできない。
汚れが落としにくい。
自然派と言いながら市販されている木製巣箱の多くは接着剤を使用しています。
たぶん多くは木工用ボンド程度だとは思います。(水に濡らすと白くなるので。)
早く出ないかなぁ接着剤不使用の巣箱・・。これが実にやっかいで、水にぬれると接着剤が浮き出る (溶ける) ものもあるんですね。
そんなわけで丸洗いは気が引けます。
木製は表面がざらざらしているので、ハムスターにとってはメリットですが、飼い主にとっては汚れが落としにくいデメリットがあります。
「木製巣箱はカビる」とも書こうかと思いましたが、我が家の巣箱は数年間もカビを発生させたことがないため、どちらかといえばカビの原因はもっと大きな環境かなと思いました。
これが陶器だと水分を吸ってくれないので、巣箱はカビなくても周辺がカビる可能性があります。
木製の巣箱のお手入れ方法
週1回以上晴れた日に天日干し。
布でほこりを落とす。
月に1回くらい水で手早く流す。
同じ巣箱を2個買う
お手入れするということはもうひとつ巣箱があると良いかと思います。
ハムスターが寝ている日中にしかできないこともありますので、巣箱なし (家無し) で我慢させないように、同じ巣箱をそろえましょう。
デザインの違う巣箱で楽しみたいですけれど、違う巣箱だとハムスターが混乱してストレスになりますので、同じものにしましょう。
天日干しする
私は、木の巣箱は人間でいう布団と同じ扱いが良いかと思っています。
晴天が少ない日本の気候ですが、晴れた日は迷わず天日干しします。
こうやって日光消毒し、夜のお掃除の時に巣箱を交換するのです。
布でほこりを落とす
天日干しと同時にほこりを落とします。
ハムスターが食べたペレットの粉などが湿気によってこびりついているので、きれいな歯ブラシなどで磨くのもおすすめです。
天日干しした後も外のほこりがつくのできれいな何かで拭きあげましょう。
月に1回くらい水で手早く流す
接着剤でしょ!?丸洗いできないでしょ!?
でも、どうしても汚れが付着してしまう場合は水洗いです。
私の場合、速攻水洗い。接着剤は水に少し含ませないと浮き出たり溶けたりしませんので、ちょっとの時間なら大丈夫です。
すぐに拭きあげ、天日干しです。
汚れがひどい場合は部分的に石けんで洗う
それでも気になる場合や、どうしても汚れがひどい場合は石けんを部分的につけて、部分的に重点的に洗います。
この場合、接着剤のついた部分に水はつけません。
接着剤がついた部分とは、木と木が不自然にくっついた部分です。
合成洗剤やハンドソープだと匂いが残りハムスターのストレス増加なので、なるべく石けん素地100%が良いかなと思っています (個人的に)。・・石けんも匂うやん・・。
もちろんすすぎは徹底的に行います。
最後にさっと全体を水ですすいで終了。すぐに拭きあげ、天日干しです。
巣箱がカビてしまった場合
新しいものに交換する
巣箱がカビたら交換しましょう。
ただ、巣箱がカビるということは、もしかしたらハムスターがいる部屋などの環境に問題がある可能性があります。
というのも実は我が家、今は亡きゴールデンハムスターもこすけの水槽を5年以上そのままとっておいてあるのです。
いまとなっては巣箱は天日干しはほぼしないし、巣箱も交換しません。水槽も洗いません。
でも巣箱はカビることは今のところありません。
ただ、ハムスターが実際に生活している方が食べ物や水分が飛ぶのでカビが発生しやすいです。
空気の流れ。湿度。いろいろと環境を見直しながら、天日干しなどの定期的なお手入れをするとおすすめです。
家の環境で天日干しができない
人によっては目の前がマンションだったりで日が当たらないところに住まわれているケースもあります。
その場合は巣箱を2個以上買っておいて、天日干しできなくても自然乾燥させたり、ドライヤーの熱風をかけたりして乾かしてみてください。
何もせず同じ巣箱を置いておくよりはいいかなと感じます。