こんにちは。
昨今、ハムスターで検索すると実にたくさんのブログが存在します。
私もこうしてはじめたハムスターブログ。
実は2013年頃からいろいろなブログ名やいろいろな場所でつづっていたのですが、今回のこの形に落ち着きました。
今回はハムスターブログの意義について考えてみました。
エキゾチックアニマル医療の参考になる
獣医界ではハムスターはエキゾチックアニマルと呼ばれることがあります。
犬や猫といったある程度身体が大きく、個体の特性などの研究が進んだ部類とは異なり、ハムスターはその小さい身体で他者 (ほかの人や動物) から避ける行動をするタイプなので、まだわからないことが多いためです。
ある程度ハムスターについて「こうである。」と言われていることも、
歴史と研究が進むにつれ、「以前はこう考えられていたけど、今はこうである。」
と変わってしまうこともあります。
それは人間にとってもそうですよね。
昔は身体に良いと思われていたことが、今はタブーになっていたり。
ハムスターは病気になってもCTやMRIを撮影したり、胃カメラや麻酔もできませんから、実際のところ「現在はこう考えられている。」程度にしかなりません。
ですが、ブログなどで発信することで医療現場のプロフェッショナルが参考にでき、よりよいハムスターへの医療の前進に、わずかでも役に立っていると信じています。
たとえ「自分のところだけこうなんだけど。」
という発信でも、もしかしたら大きな発見につながるかもしれません。
ブログはほとんどが自己満足
私のブログは自己満足です。
✔ きれいな写真は皆無。
✔ 豊富な経験もない。
✔ 失敗ばかりで特別お手本となる飼い方をしたわけでもない。
もともと本でも出したいくらい我が家のハムスターもこすけについて思いが強かったのですが、本は現実的ではありませんでした。
記憶を記録に
あれから数年。
今、もこすけがいなくなって改めて思うことは、亡くなってしまったものの記憶や記録はしだいに薄れてしまうことです。
冷たいね、所詮その程度だよね、と言われそうですが、人はそのおかげで立ち直ることができる。良くも悪くも人の脳はよくできています。
ただ、いまだにもこすけがいた水槽はそのままにしてあります。もちろん一回洗浄したけどね。
当時の奮闘記を残すことで、もこすけの記憶は残り、その時の経験が読んでいただいている誰か1人=1匹のハムスターに役立てたらと思い、ブログを立ち上げました。
目指すところ
公言してしまいますが、広告まで貼ってしまっています。
多くはモチベーションの維持のためですが、そのほかにもひそかに思い続けていることがあります。
ブログで広告を貼ったことがある方はご存じかと思いますが、私程度のブログだとまぁ1か月にジュース2~3本買えたら良いくらい。
むしろ嫌悪感を引き出す方が多い広告類。
だけどそれでも貼る理由があり、ここで得た収益で、ハムスターや動物慈善の団体に寄付できたらなぁというのがあります。病気やけがで捨てられた動物を保護して助けている団体とか。
今はまだ、そういった団体が運営する施設に訪れることでしかお金を落とせませんが。
ハムスターは千円ちょいで買えるけれど、ハムスターの飼育には数万円~数十万円かかると思っている私は、その命の重さをお金では換算したくないけれど、やっぱり現実的にもっとよりより環境でハムスターが快適に生きられるようになってほしいと願っています。
きれいごとですよね。芸能人などが良くやるあれです。
私のような身分ではお金を寄付なんてできそうにありません。
だけど、「できるかぎり」という範囲で、私の経験ともこすけの存在が役に立てたら・・。
自分なりにできる貢献といったらこれくらいです。
誰か1匹に届けば良い
ブログには発信している限り必ず賛否両論あります。
100%すべての人に受け入れられる価値観や発信なんてありえない。
もちろんこのブログに対してもいろいろ思うこともある記事があるかと思います。
私はそんな時、このブログを踏み台にしてもらえたらと思っています。
私が書く記事すべてが所詮個人のうすっぺらな経験談です。
発信することで賛否が生まれます。
でも、そこからまた調べたり、試したり、改めてハムスターのことを考えるきっかけになってもらえたら、このブログはそれだけで十分すぎるくらいです。
世の中にはもっともっと素晴らしいブログや、専門的な知識を広めたものがたくさんあります。
私のできる範囲で調べながら、また獣医さんの話を参考にしながら発信していますが、それでも定まらないハムスターのことは、多くの意見や見方によってより良いものへとつながると信じています。
最後はハムスターのことを思っている時間につながれば御の字です。
そして、ハムスターのブログを書いているすべてのみなさまを応援しています。
また、読んでいただいているすべてのみなさまに感謝しています。
インターネットのハムスターブログ汚しのような記事にお付き合いしていただき、ありがとうございました。