こんにちは。
好きな人は大好きなりんご。
ハムスターとりんごの組み合わせは、いつぞやの画などでセットで見かけることもあるため、ハムスターはりんごが食べられると自然と思う方も多いのではないでしょうか?
ちなみにうちのハムスターもこすけはりんごを食べたことがありません。
ですので、経験に基づく話ではなく、専門書やネットなどからまとめた情報となります。
りんごはハムスターに与えても良い食べ物でしょうか?
▲ りんごはハムスターに与えても良い食べ物ですがリスクを伴います。
りんごは冬の代表的な果物のひとつです。
人間にとっては生命の果実ともいわれる存在感です。
その通り、人間にはさまざまな効能が期待されている果物です。
リンゴポリフェノール
…コレステロールを取り除いたり、活性酸素を抑える働きがあります。皮膚の老化現象抑制効果も期待されています。
カロテン
カリウム
ペクチン…整腸作用、便秘予防、悪玉菌の抑制。
クエン酸・リンゴ酸…疲労回復や殺菌効果
カリウム
など
※効能は人間に対してとなります。
りんごの良いところ
✔ 栄養価が高い
✔ 便通が良くなる
りんごは栄養バランスが良く、多くの動物たちに与えられる食べ物です。
また、便秘気味の場合は腸の調子を整える効能があるので、快便になることも期待できます。
りんごの欠点と注意
✔ 種は害になる可能性がある
✔ 未成熟のりんごを食べると中毒症状を起こす可能性がある
✔ ハムスターによっては下痢を起こしやすくなる可能性がある
種や未成熟のりんごは絶対に与えてはいけない
りんごは、ビワ、杏、ウメ、桃などと同じで、まだ熟していないりんごにはアミグダリンという物質が入っていて、体内で毒性の強いシアン化水素 (青酸) に変わります。
そのため、人間でも食べすぎると中毒症状を起こす可能性があります。
身体の小さなハムスターにとっては致命的な状態、または死んでしまうことも考えられます。
ですから、りんごをあげることはやめるか、
必ず市販されている熟したりんごの実の部分をあげましょう。
おそらく日本では未成熟のりんごが売られていることは無いかと思いますが、念のため頭にとどめておいた方が良いかもしれませんね。
上の写真だと、右のりんごはまだちょっとこわいですね。
種が埋まっている部分は根こそぎ切り捨てましょう。
下痢を起こしやすくなる可能性がある
お通じが良くなる半面、水分量も多いためハムスターによっては便通が良すぎてしまい、下痢も起こしやすくなるかもしれません。
与える時に気をつけること
種はあげない。
熟していないりんごはあげない。
この2つは鉄則です。
与え方
熟したりんごの実の部分をあげます。
与える量と頻度
参考程度ですが糖質と水分量が多いので、あげすぎに注意しましょう。
量
1~2cm四方を1つくらい
頻度
1~2週間に1度くらい
回収時期
1~2時間以内
色が変わって鮮度がどんどん落ちていきます。
水分量が多いためなるべく早く回収します。
情報について
2020年の情報です。
与える量の補足
どんな食べ物も続けて食べ続けると、わずかな物質でも蓄積されたり、ハムスターの小さな身体に影響を与えることが考えられますので、同じものばかり与えずにバランスよくサイクルしていきましょう。
内容について
あくまで私たちの家族 (ゴールデンハムスターもこすけ)への飼育経験から得た話となり、すべてが正しいものではありません。
・情報の真偽や常識は時代によって変わります。
・また、すべてのハムスターに当てはまることでもなく、ハムスターの個性によっても状況が異なります。
賛成や反対などの材料として、この記事は参考程度のインターネット上のひとつの読み物として片隅に置いていただきながら、どうかみなさんの大切な家族ハムスターを最優先に見てあげてください。ささやかですがお役に立てれば嬉しいです。