ゴールデンハムスターについて

ゴールデンハムスターの寿命は何年?2年とも3年とも言えない理由

こんにちは。
ジャンガリアンハムスターに比べて寿命が長いと言われるゴールデンハムスター。

ゴールデンハムスターの寿命は何年?

ゴールデンハムスターの寿命は何年でしょうか?

この素朴な疑問は、ハムスターを飼う前の私にはさっぱり見当がつきませんでした。

結論から言うと

✔ 2年~3年と言われています。

本やインターネット、ペットショップなどを見て回るとおおよそ2年と書いてあります。
本当でしょうか?

今回はゴールデンハムスターの実際の寿命について考えてみます。

 

2012年ころまではゴールデンハムスターの寿命は2年と言われていました。

しかし2020年にペットショップへ向かうと3年と書いてあるところも多いです。

2年半~3年の寿命が多い印象について

最近、インターネットの情報では2年が多いものの、2年半~3年生きたという声もちらほら見受けられます。

あまりにも目にするのでとても気になりました。

これにはひとつ考えられることがあります。

我が家のペットが長生きしたというのは誇らしい気分になります。
ブログやツイッターなどのSNSをやっていれば、何年という数字を書くことで「長生きしたね。」「大切に育てられたんだね。」という声も寄せられます。

しかし、我が家のハムスターは1年半、1年、いや半年という家族も少なくないはずです。
「早い」と思われる寿命を発信する飼い主さんは割合的に少なくなる気がします。少なくとも長生きさんの飼い主よりは。

また、人は希望の持てる情報を受け入れたくなりますから、そういった発信はあまり見えない。

そしてペットショップ。
1年よりも2年よりも3年と書いてあるほうが印象が良くなります。

獣医さんの話

長年獣医をやっている先生の話によると、ハムスターで2年以上生きているのをほとんど見かけたことがないとのことです。

確かに獣医にかけつけるくらいですから2年以上生きていることは割合的にも少なくなるでしょうけれど、動物の医学を学ぶ上でも2年以上の生存は少ないとのお話を聞きました。

寿命とは命が尽きる終着点

そもそも寿命を平均寿命ととらえがちですが、意味が違います。

寿命とは

命がある間の長さ。転じて、物がこわれずに働く期間。また、その限界。(辞書より)

「その限界」とあります。
「最長で何年生きますよ」という意味でとらえたほうがよさそうです。

つまり3年生きたハムスターがいるのであれば寿命はと書いても間違いではないのです。

ただ、これを3年生きるのが前提でとらえるのはいけません。

生きる時間の平均を考えるなら平均寿命を見なければなりません。

ハムスターは戸籍登録していないので平均寿命がわからない

当たり前の話ですが、統計上日本のハムスターの平均寿命はわかりません。
戸籍に登録し、何年生きたかという膨大な数のデータが集まればおおよその統計は可能ですが、どの家庭もその年齢をどこかに申告するわけではありません。

だから一概に2年とか3年とかいう数に縛られないでほしいということです。
まだわからないことが多いエキゾチックの分野で、実際の平均寿命はわからない。

ではなぜまるで平均寿命であるかのように2年とか3年と書かれているのでしょうか?

すべてではないけれど、これにはある程度の通説や希望的観測も含まれていると思います。

大切なのはどれだけの一生を生きたか

きれいごとではわかっているのですが、どうしても長生きしたものが良いと考えてしまいます。

これは日本人にもよく言えるかと思うのですが、多くの人が平均寿命まで生きる前提でくらいしています。

しかし時として人は思ってもみないところで人生を終えてしまう人もたくさんいます。

平均寿命とはその幅の真ん中でしかありません。
早く亡くなる人もいれば長生きする人もいます。

でも飼い主にとっては長生きしてほしいよね。

はじめて家族となったゴールデンハムスターもこすけ。
息子のように大切にしていましたが、3年はおろか2歳の誕生日目前で旅立ってしまいました。

しかし、だからこそ私にとってのもこすけはまだまだ元気なままの姿で記憶に残っているのです。

私の妻が幼いころ飼っていたハムスターは、2年半は生きたそうです。
ただ、老いで歩くのが大変そうだったり、好きなものを食べられなくなったりと、衰弱していくのが日に日にわかりつらかったそうです。

よぼよぼになってしまい、食べたいものも食べられないのなら、ぎりぎりまで大好きなコーンを食べていられたもこすけは幸せだったかな。と、そう思っています。
そう思わせてください。

結局はハムスターに聞かなければわからないこと。

「私たちと暮らせて楽しかった?」

もちろん答えはわかりません。

そして最後は人間の一歩的な解釈で納得すること。

「もこすけは自由にさせてもらって大切にされて幸せだったよね。」

これに尽きるのかと思います。

何歳まで生きても、その時間、その感触、その表情、充実していればOK。
どうか、早く亡くなってしまったから自分の育て方の責任だと思わないでください。

人と同じ、ハムスターにもその個性があります。

その子が幸せであることがすべてです。

 

読んでいただきありがとうございます! ブログランキングの応援クリックをどうかお願いいたします。 にほんブログ村 ハムスターブログへ にほんブログ村
ゴールデンハムスターのLINEスタンプ販売
ハムスターのLINEスタンプ