こんにちは。
きゅうりといえば夏。スーパーで売られているきゅうりも、冬より夏のきゅうりのほうがとってもうまみがあります。
ギネスブックには「世界一栄養がない果実」として挙げられている驚愕の食材です。
きゅうりはハムスターに与えても良い食べ物でしょうか?
▲ きゅうりはハムスターに与えても良い食べ物ですがリスクを伴います。
きゅうりはハムスターにとっては与え方を間違えるとリスクを伴う食材となります。
その理由は水分の多さ。
きゅうりには利尿作用があり、むくみを改善したり、人間にとっては腎臓の機能改善に期待される野菜です。
βカロテン
…濃い緑の皮にはβカロテンが含まれています。抗発ガン作用や体内でビタミンAに変換され、毛の健康維持や、視力、粘膜や皮膚、喉、肺などの器官を守る働きがあります。
カリウム
など
※効能は人間に対してとなります。
きゅうりの良いところ
✔ 水分補給の手段となる
昔の人が水分補給でうりやきゅうりを冷やしてかじったなんていう話をよく聞きましたが、そういうことです。
水ボトルから水が上手に飲めないハムスターには、試しにきゅうりを与えてみるのも手です。こういった方向から水分補給ができる食材です。
きゅうりの欠点と注意
✔ 水分が多い
✔ 傷みやすい
✔ ビタミンC阻害成分
水分過多のリスク
きゅうりには水分が多いため、与えすぎは注意してください。
水分を取りすぎると、もし胃腸が弱っていたりした場合、下痢を起こす可能性があります。
下痢はハムスターにとって致命的です。
ビタミンC吸収阻害
きゅうりには「アスコルビナーゼ」という成分が含まれています。
にんじん・りんご・バナナなどにも含まれ、生で摂取するとビタミンCの吸収を阻害すると言われています。
人間界では、アスコルビナーゼの活性は熱やpHで抑えたり、酢の物にしたりして食べると効果的かもしれないという研究がありますが、ハムスターに酢のものはさすがに与えられません。というか匂いで近寄らないかもしれませんね。
アスコルビナーゼ自体は害ではないということなので、ビタミンCは一緒に摂取しなければ良いので、それぞれ時間をおいて与えれば大丈夫かと思います。
与える時に気をつけること
与えすぎないこと。
与え方
1. よく洗います。
2. トゲがある場合はトゲを取ります。
3. 小さく切って与えます。
与える量と頻度
量
安全のため1cm四方くらい
頻度
水分が欲しいとき。水分をとっても大丈夫そうなとき(夏など)。
回収時期
1~3時間以内
なるべく早めに回収します。
情報について
2020年の情報です。
与える量の補足
どんな食べ物も続けて食べ続けると、わずかな物質でも蓄積されたり、ハムスターの小さな身体に影響を与えることが考えられますので、同じものばかり与えずにバランスよくサイクルしていきましょう。
内容について
あくまで私たちの家族 (ゴールデンハムスターもこすけ)への飼育経験から得た話となり、すべてが正しいものではありません。
・情報の真偽や常識は時代によって変わります。
・また、すべてのハムスターに当てはまることでもなく、ハムスターの個性によっても状況が異なります。
賛成や反対などの材料として、この記事は参考程度のインターネット上のひとつの読み物として片隅に置いていただきながら、どうかみなさんの大切な家族ハムスターを最優先に見てあげてください。ささやかですがお役に立てれば嬉しいです。