こんにちは。
ハムスターはペレットだけ食べているのが一番良いという話は聞いたことがあるでしょうか?しかし私は人間と同じようにバリエーション豊かに自然のものを食べさせたあげたかった。
素材によってはハムスターに与えてはいけない食べ物があったり、食べることはできても健康上よろしくないものもあります。
食べられる食べ物でも、調理方法によって影響が変わるものもあります。
今回はブロッコリー。
ブロッコリーはハムスターに与えても良い食べ物でしょうか?
〇 ブロッコリーはハムスターに与えても良い食べ物です。
ブロッコリーはもこすけ大好きだった野菜のひとつです。
私もブロッコリー大好き。
人間の子どもたちにも意外と人気なのがこのブロッコリー。特別な抗がん作用を持つ物質を含むという研究結果もあり、とっても身体に良い野菜です。
ビタミンC
…レモンの5倍以上
ビタミンK
ビタミンE
パントテン酸
カロテン
葉酸が豊富
スルフォラファン
…抗酸化作用と解毒作用
カリウム
など
※効用は人間に対してとなります。
ブロッコリーの良いところ
✔ 分けやすく包丁がいらない
✔ 糖質が少ない
✔ 脂肪分が少ない
✔ 身体に良い
人間にとっても身体に良いブロッコリーは近年注目を浴びる食材です。
特に抗酸化作用とアンチエイジングの効能が期待されています。
ハムスターのために包丁を使ったりする必要も無く、つぼみの部分の小さな1株をパキッと割ってあげることができ、とっても手軽です。
糖質も脂肪分も少なく、肥満気味のハムスターにも比較的安心です。
ブロッコリーの欠点と注意
✔ 加熱が面倒
✔ 残留農薬
✔ 茎の部分にシュウ酸が多い
欠点
加熱が面倒
私は毎回加熱してあげていました。
本当はゆでるのが一番良いのですが、ゆでるとなると面倒です。
器に水を入れて電子レンジで加熱していました。
この調理方法 (電子レンジ) がハムスターにどういう影響を与えていたのか考えたくもありません。もしできるならちゃんとゆでてあげる方が安心かもしれませんね。
与える時に気をつけること
残留農薬
野菜全般に言えることですが、ブロッコリーにも青虫が付きやすいため、農薬が使われていることが多いです。残留農薬を洗い落とすために十分につぼみの中まで水洗いしましょう。
生で与える場合
ゆでるときに農薬が水に溶けて少なくなりますが、生の場合はより念入りに農薬を落とす必要があります。生でも食べることはできます。
茎部分
尿路結石の原因となるシュウ酸が比較的多いブロッコリーの茎は、なるべくゆでた方が良いと言われています。
しかしゆでても変わらないよ、という説もありますので未だ定かではありません。
食べ物にも利点もあれば欠点もありますね。
電子レンジで加熱するときの注意
お皿に小さなブロッコリーを置いて電子レンジのスイッチを押したことがあるでしょうか?
私たちが当時使っていた電子レンジだと見事に「ブゥオー」っと小さな炎があがり、焦げた匂いが充満していました。
小さすぎるものは電子レンジでは温められません。明らかに化学変化を起こしたような焦げたものをハムスターにあげることだけはできませんでした。
でも鍋に入れてお湯でゆでるということがけっこう面倒なんですよね。
そこで私は、小さな器に水とブロッコリーを入れて電子レンジで加熱していました。
水の中に入っていれば水がお湯になり、やんわり自然とブロッコリーがゆでられます。
ただし、電子レンジの使用による食べ物の内部の化学変化やガンの発生を促す物質の増加など、世に言われている問題はなんともいえません。
気にする必要が無いのは人間だからかもしれません。人間よりずっと小さなハムスターは、きっと人間の何百倍も影響を受けるはず。
結論とすれば、気になる人は電子レンジを使わないことに限るのですが、みなさんはどうですか?
私はけっこう気になっています。もこすけの寿命は平均よりやや短かったのです。時すでに遅いのですが。
与え方
生のままでもOKですが、ゆでるのも良いです。
私は毎回加熱していました。
つぼみの部分
茎の方が美味しいと言われていますが、ちいさなつぼみの株をあげていました。
茎の部分
茎の部分も与えて良いそうです。栄養素は茎の方が勝るとも言われています。
私は与えたことがありません。
与える量と頻度
私たちがもこすけにあげていた量がこちらです。
量
2~3cm房のつぼみを1株
頻度
ほぼ毎日
下の写真のような感じであげていました。
お皿の大きさは直径10cmくらい。
回収時期
12時間以内
ブロッコリーは葉物野菜や果物に比べれば持ちが良いです。
もこすけはブロッコリーをはじめの方に食べていたので、すぐになくなっていましたが、残ったときは12時間以内 (夜にあげたら次の日の朝) に回収していました。
情報について
2019年の情報です。
与える量の補足
どんな食べ物も続けて食べ続けると、わずかな物質でも蓄積されたり、ハムスターの小さな身体に影響を与えることが考えられますので、同じものばかり与えずにバランスよくサイクルしていきましょう。
内容について
あくまで私たちの家族 (ゴールデンハムスターもこすけ)への飼育経験から得た話となり、すべてが正しいものではありません。
・情報の真偽や常識は時代によって変わります。
・また、すべてのハムスターに当てはまることでもなく、ハムスターの個性によっても状況が異なります。
賛成や反対などの材料として、この記事は参考程度のインターネット上のひとつの読み物として片隅に置いていただきながら、どうかみなさんの大切な家族ハムスターを最優先に見てあげてください。ささやかですがお役に立てれば嬉しいです。