ハムスターの幸せ

ペットは子どもにどんな影響があるのかと飼うときの大切なこと

子どもと一緒に飼えるペットは何?
子どもがいても飼いやすいペットとは?

今回は当ブログを紹介していただいたチワワえんさんのブログ記事「子供がいても飼いやすいペットは?めちゃくちゃ懐いて臭くないかわいい小動物」から、個人的な考察をしたいと思います。

 

こんにちは。
私のブログは更新頻度が低く、すでに旅立ってしまったもこすけとの日々の記録を記憶を頼りに残しているに過ぎないのですが、このようなブログにも時々お声をかけていただくことがあります。

誰かの心にほんのちょっとでも触れられたことに感謝する気持ちとともに、もこすけの記録はもう少しだけ残しておいても良いのかな、なんて思うこともあります。

そんな中、先日チワワえんさんのブログ記事「子供がいても飼いやすいペットは?めちゃくちゃ懐いて臭くないかわいい小動物」に当ブログをご紹介していただきました。

私、このブログのタイトルだけで、筆者さんの言葉の選び方というか、良いところをひとつ感じました。

それは、「子どもがいても飼いやすい」という、あくまで主体は「あなたが飼う」ことを前提としている言葉の選び方です。

子どもが飼いやすいと子どもがいても飼いやすいは違う

よく、「命の大切さを学ばせるために子どもにペットを与えたい。」という気持ちを持った方もいるかと思います。

これに対して「子どもに最適のペット」とか「子どもが飼いやすいペット」といった視点で紹介されることがあります。

しかし、個人的には「子どもがペットを飼う」ことには疑問を感じます。
動物の命を預かることの経験として子どもがペットを飼うことは有意義かもしれませんが、動物も虫もおもちゃではありませんので、やはりあくまで大人が一緒に飼うことが前提。

「そんなのわかってることだよ、細かいねぇ。」
と思われるかもしれませんが、
チワワえんさんの記事のタイトル「子どもがいても飼いやすい」は実に絶妙な言葉選びだなぁと感じました。

まず親がペットを好きになること、そして親が飼うことに時間・お金・手間を惜しまないこと。
ここから子どももペットも幸せになることへつながるのではないでしょうか。

ブログ制作者の方には、そんな動物好きの気持ちが伝わってきたのです。

ペットがいると子どもはどんな成長をするのでしょう

子どもにとっては家族より密に時間をともにすることもあります。
別れの時は計り知れないショックを受けます。
別れた後の親の反応、ケアや心の持ち方を子どもは繊細に感受します。

私の場合、実に何十種類の生き物を飼ってきましたが、飼っては勝手に死なせてしまっていた連続でした。それは寿命なのかもしれませんが、自然界にいたほうが幸せだったのか、それとも天敵や食料に困らないペットの生活の方が幸せなのかわからないです。

でもひとつだけ。

今、親になった私は、

「大人になってから、子どもに生き物とのふれあいについて教えてあげられることがたくさんできた。」

ということです。そして、

「動植物に感謝、敬愛するようになった。」

なんか宗教みたいですが、そういうのは全く無く、ただ純粋にどんな小さな虫にも

「よくきたね。」「おじゃましてごめんね。」と声をかけてあげるくらいの大人になったということです。

ゴキブリさえも外に逃がしてあげる我が家になりましたが、生き物を飼わなくても命の尊さは十分に教えてあげることができます。
生き物の微妙なバランスと命のサイクルも。
そしてブタや牛、魚などを殺して食べているという事実と矛盾も、堂々と説明してあげることができます。

ただし、実際に飼ってみないとその命の重さは体験させてあげることはできません。

そして、親の対応や反応もまた子供に影響する気がします。

私の知り合いは、子どものころハムスターが亡くなった後すぐに親にケージをかたずけられてすごくショックを受けた。という人がいました。

反して私は大の動物好きのペットロス派。
我が家は7年近く亡きペットの寝床を残しておくのですから、これもまたどうかと思います。

ペットとともに過ごした思い出を、傷にせず回復させるには、どうしても「次の存在」または「長~い年月」が必要です。
それまでの心の持ち方も大切ですよきっと。

※注意と謝罪:蚊さんに対してはごめんなさい。何の説明もできません…。逃がしてあげることなんて…。

犬についての個人的な思い

私の実家は私が生まれる前から犬がいました。
代は変わって、私が6歳のころにやってきて一緒に育った小型犬は15年という年月を共にしてくれました。

小型犬は家の中でもずっと一緒にいるので、時には家族よりも共にする兄弟のようなものでした。

もちろん私の小さい頃は散歩も中途半端で頼りなく、犬から見たら立場は「下」。それでも遊んだり、トイレに行くだけでくんくん泣いたり、一緒の布団に寝たりと、思い出はよみがえりますね。

そんな犬の一生を見てきた私にとって、本当に命の尊さを教えてくれたのは、最後の旅立ちのときでした。
いろいろ批判もあるかと思いますが、代々の犬は我が家のお墓の横に埋まっています。

人間に近い知能であるがゆえに、その関係の深さに比例して動物への愛情が深まっていでしょう。

何よりも伝わったのは、父親がとても犬が好きだということと、犬と父親の信頼関係の深さでした。

猫についての個人的な思い

犬のほかにも実は猫もちょいちょい我が家にやってきていました。

当時迷い猫なんて今よりもずっと多かったものですから、子ども目線ながらそんな猫にミルクをあげることもありました。

我が家には借りてきた猫もやってきました。
遠出や旅行で1週間~2週間預かることが何度かあったのです。

猫は犬ほどかしこくないし、まだ大丈夫かな。
いえいえ、猫も人の心や状況をとても繊細に感知します。

そんな猫の良いところは、「(猫に対して)~しなければならない」ことが犬よりは少ないことかなぁ。
しつけや散歩、立場の関係性、吠える声など、犬では十分気を使うことも猫はそこまで神経質にはなりません。

ただし、「どうせ猫だから」とはとても言えず、猫特有の本能や感受性は一緒に過ごした人にしかわからないものかと思います。

そして命の尊さは犬も猫も変わりません。

インコについての個人的な思い

インコは鳥でしょ?鳥はカゴの中でしょ?うんちはきまぐれでしょ?
そんな印象を持たれるインコですが、これが実にかわいいのです。

私がインコを身近に感じたのは小学校のクラスでインコを飼ったことと、大好きで夏休み中泊まっていた親せきの家にいた2羽のインコ。

しゃべるしゃべる。
この言葉を面白く感じながら、本質は愛くるしいインコならではの動きや目線、ちょっとした表情です。

親せきの家では日中インコをカゴから放していました。
そうすると肩に乗ってきたり、ちょっとチクチクするその足の先にはインコの重みやささやかな温かさがあってですね、それはもうハマる人がいるのもうなずけます。

子どもとペットと幸せになりますように

ハムスターは2~4歳児くらいの子に相手させると1日でお亡くなりになってしまう。
なんてことも都市伝説的にあるくらいストレスの影響を受けやすい生き物です。

「小さいからかわいがってね。」という抽象的な言葉や
「大事に優しくしなきゃだめだよ。」という他人事な言葉よりも

親がハムスターをとても大切にしていれば、その姿や気持ちは子どもに伝わります。

もし子どもと一緒に小さなペットを飼いたいと思うときは、どうかご自身が一番にペットを大切にしてあげてください。

 

ちょっとしたご縁から、昔を思い出し、いろんなことを感じさせてくれたチワワえんさんに感謝です。

ありがとうございました。

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